ORID手法の実際

例えば、1週間の東南アジアにスタディ・ツアーの経験をした高校生の帰国後のふりかえりの場合。
以下のような質問で学びを消化・昇華したい。

① 事実に関する質問(O)
  一番印象に残っているシーンを描写して下さい。

② 感情や関連性に関する質問(R)
  一番気分が上がった時はどこでどんなことをした時でしたか?一番気持ちが下がった時は?

③ 解釈する質問(I)
  家や学校を離れ、これまでと異なる文化で1週間過ごした中で、一番学んだことは何でしょうか?

④ 意思決定を促す質問(D)
 次回、同じような海外のスタディツアーに参加する機会があった場合、どのような今回とは異なる準備をしますか?

質問への回答は文章にすると良い。
じっくりと時間を取って、言葉にすると良い。

ORID手法では、ペアで言い合う・聞き合うことも可能。
ちなみに英語ではORIDはObjective, Reflective, Interpretive, Decisionalの意味。

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