シニア向けスマホでUIの大切さを知る

2023年11月22日(水)~2024年2月14日(水)の期間にて計14回 スマホ教室(こが・つながるスマホ教室)へ講師・アシスタントとして参加させていただきました。

集まっていただいた受講生の方は60代~80代とシニア世代の方。
みなさんスマートフォンで電話やカメラ、LINEなどは日常的に使っているけれどその他が分からない。という方が多く参加されていました。

その中で、シニア向けスマートフォンをお持ちの方がいらっしゃいました。
その方たちのお話を聞いていると、まずシニア向けスマートフォンをご利用の方は
「家族に聞いても、このスマホ(シニア向けスマートフォン)じゃ分からない。」
といわれたので、今回スマホ教室に参加したとの事。

一般的なスマートフォンと何が違うのかとみてみると、シニア向けスマートフォンはアイコンが無く、全てメニュー形式。
そのため、iPhoneやアンドロイドを使っているご家族には馴染みが無く難しく感じる用でした。

ただし、シニア向けスマートフォンを使っている方の様子をみていると
アンドロイドなどで苦戦しているインターネット閲覧やQRコード読み取りなどは普段から利用されているとの事でスイスイと操作されています。

それもそのはず。アンドロイドでは、インターネット閲覧のためには「chrome」などのブラウザを開く必要があるため、まずそれを知らないとインターネット閲覧ができません。
シニア向けスマートフォンでは「インターネット」というボタンがあるので、そこを押せばブラウザが開きインターネット閲覧ができるのです。QRコード読み取りも「QRコード読み取り」ボタン。そこにアプリの名前はありません。

確かに利用者にとってはアプリの名称はあまり気にせず、それよりも使いたい機能を知りたい。
というわけで、シニア向けスマートフォンはデフォルトでインストールされているアプリには機能名でのボタンにしたのだと思います。(もちろんアプリ名があるボタンもあります。)

このようにターゲット層を絞ったUI(ユーザー インターフェース)により、そこのターゲット層に当てはまる方たちにはとても便利に使うことができる。という事がわかりました。
ただ、オプション項目など通常は使わないであろう機能が全て隠されているので、一般的なアンドロイドなどでは簡単に行える設定は探さないとできない。という反面もあるので、ターゲット層すべての方に当てはまる訳ではないので、そこが悩みどころでもあるのかな。とも思いました。

そんなわけで、今回のスマホ教室では「ターゲットを絞ったUI」について、良い経験ができました。


サンオーコミュニケーションズでは、古河市デジタルデバイド解消対策事業「こが・つながるスマホ教室」へ講師・アシスタントとして参加している経験を活かして、シニアの方にもわかりやすいホームページ制作のご提案も行います。お気軽にお問い合わせください。

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